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【徹底検証】交通広告は高いのか?安いのか?

公開日公開日:2017.08.15

広告費は高いというイメージがありますが、

実際の料金相場はいくらぐらいなのでしょうか。

高いのでしょうか? 安いのでしょうか?

交通広告専門の代理店に勤めるライターが検証いたしました。

※この記事は約5分で読むことができます。

 

 広告料金の仕組み

交通広告は「乗降人員数」に比例して料金が高くなります。

そのためJR東日本が一番高く、ローカル線になればなるほど安くなる傾向があります。

テレビCMでいう視聴率みたいなものですかね。

JR東日本 1日平均輸送人員数はなんと1,598万人!

東京メトロ707万人、東急314万人と続きます。

※関東交通広告協議会調べ「乗降人員・通過人員・輸送人員2015」

   

「乗降人員」「媒体面積」「掲出期間」「媒体の付加価値」などを精査し、

媒体料金が設定されております。

 

また、「媒体の付加価値」として

私鉄各社は他社と比較して得意なターゲットを設定することで差別化を図っています。

・東京メトロ 昼間人口が多く、大企業の密集エリア「ビジネスマン向け」

・東急    平均世帯年収が高く、大学・高校が多い「富裕層・学生・ファミリー向け」

                 

JR東日本と東京メトロの料金を徹底比較

JR東日本の人気媒体 「トレインチャンネル」は7日間で450万円。(15秒CM)

東京メトロ「Tokyo Metro Vision(以下TMV)」は7日間で290万円。(15秒CM)

たしかにJRの方が料金設定は高いですね。

 

放映エリアでの比較

JR東日本の場合、メインの山手線、中央線、京浜東北線だけでなく、

京葉線、常磐線など多くの路線に放映されるためカバーできる範囲が圧倒的に広く、

千葉、川越、八王子、大船などベッドタウンからの流入も多い。

一方、東京メトロの場合は都内に集中しています。

ターゲットを都内ビジネスマンに設定するのであれば、

コンパクト且つ安く展開できる東京メトロに軍配が上がりますね。

                     

JR東日本 トレインチャンネルの放映エリア。広範囲をカバーできる。

                     

東京メトロ「TMV」の放映エリア。都内に集中していることが分かる。

 

ロールで比較

ロールとはデジタルサイネージが1周する時間のことを指します。

JR東日本「トレインチャンネル」は山手線20分ロール、その他25分ロール

東京メトロ「TMV」は12分ロールとなっています。

 

つまり山手線は20分に1回、メトロは12分に1回

15秒CMが流れるということになります。

朝6時から深夜12時までの18時間放映されると仮定して(実際は始発から終電です)

放映回数はJR東日本1日54回、メトロ1日90回となりました。

 

メトロの方が回数が多いので、利用者が視認する確率が多くなります。

このロール設定は平均乗車時間から割り出されたものなので、

乗車した場合、最低1回は見ることが出来るようになっております。

(ずっとビジョンを凝視される方はいないと思いますが・・・)

 

車内ビジョンではメトロの方がお得感があるということになりました。

   

WEB上の動画広告をCPMを使って比較する

電鉄同士で比較するポイントはわかりましたが、

全くの違うメディアとの比較はいかがでしょうか。

今回はWEB上の動画広告をCPMを使って比較します。

 

東京メトロ 秋葉原駅 Metro Concourse Vision(以下MCV)という

駅ビジョンを使って比較します。

                       

上記の算出方法で計算すると、

                     

CPMは879円となりました!

検討されているWEB広告と比較してみてください。

   

交通広告は意外とお得?

ターゲットを明確化し、電鉄や媒体を選定することができれば、

費用を抑えながら効果的な展開が可能となります。

オープンになっていない情報や、電鉄ごとの特徴など

ご不明点ありましたら是非お問合せください。

弊社のHPには料金検索システムがありますので簡単に御見積りいただけます。

 

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